生地やパーツにより洗濯できないものもありますが、ほとんどは洗えます。
シーズン中、着込んでしまったダウンは、衿、袖口、ポケット口の手垢だけでなく、特にナイロン、ポリエステル素材は汚れがつきやすく、通気性が悪いため汗がダウンに蓄積され、ゴワゴワしたり、羽が固まって保温効果が低下してしまいます。
ダウンのクリーニングの大事な点は、羽毛の汚れを取り除きしっかり膨らませて保温性を復元することです。 しっかり洗って冬に備えましょう。
そこで、当店でのダウン洗いを参考にポイントをまとめてみました!
① 前処理をする。衿、袖口、ポケット身ごろの汚れを落とす。
② 洗面台などにぬるま湯ため洗剤(できればダウン用)を溶かし押し洗いをする。外はきれいに見えても汚れた水が出るよ。
📣 洗濯機を使うとダウンが浮いてしまいよく洗えない可能性も。
③ 濯ぎ。汚れた水や泡がなくなるまで2~3回押し洗いで濯ぐ。
📣 汚れや洗剤が残っていると、羽毛がくっついてフワフワにならないし、輪じみが出てしまうよ。
④ 乾燥。タオルで水を吸い取ったら、日陰で平干し。8~9割乾いたら(2,3日かかる場合も)叩いて羽毛をほぐす。最後に数分乾燥機にいれるといい。
📣 乾燥が足りないと膨らまず、ニオイが出てしまうので注意!ここでうまくいかない人が多いです。
まずは薄手のダウンから試してみてください。